【ミシュラン1つ星】の『ピエール』でランチしました。後編

良く晴れた初夏の日にインターコンチネンタルホテル大阪のフランス料理『ピエール』でランチしてきた後編です。→前編から見たい方。

フレンチの繊細な味付けで、色々な味を一皿で味わえるのが、このお店の特徴です。

そう、旨み、甘味、酸味が味わえるの。

そう、フレンチシェフだと、少し塩気が多い事があるんだけれど、ここではそれは感じないよ。

それで、フレンチだけど日本の食材を使って、季節の旬の味を楽しめます。

食材だけが載ったメニュー

どれも、美味しく夏の清涼感を味わえた料理をご紹介します。

魚料理 (サーモン、檸檬、かんずり)

サーモンは静岡県産の赤富士紅鱒を使っています。

サーモンを何種類ものソースで頂きます。

北欧産ではなく、赤富士は旨味が凝縮しているブランド鱒です。

赤富士紅鱒のホームページから引用
(写真をクリックするとリンクに飛べます。)

ミディアムレアに焼かれたサーモンの上にはパリパリの薄いクレープがかけられており、しっとり柔らかいサーモンの食感だけでなく、パリパリ感も楽しめるようになっています。

サーモンの下にはクレソンのソテーが隠れされています。

アサリの出汁とレモンのオリーブオイルが真ん中にあって、上には白い泡状のレモン風味の2種類のソースでサーモンを楽しめます。

左下にある岩のりのフライの下に唐辛子を発酵させた「かんずり」が隠れていて、それでも味変出来るのよ。

このお皿はサーモンをレモンの酸味で清涼感で食べつつ、

右下には、レモンの皮のスライスが乗せられています。

岩のりのフライやかんずりの辛さでピリリと食べることも楽しめるものでした。

岩のりのフライと(下の赤いのが)かんずり

それで、「かんずり」は新潟の郷土料理です。→詳しく見る!

薄いクレープがパリパリした食感なのに、サーモンは柔らかくしっとりとした食感の違いを楽しめる!

サーモンも脂がのってて美味しい。
かんずりと一緒に食べると辛くて美味しいわ。。

これも、夏の季節を感じる一皿でした。

肉料理 (地鶏、グリーンピース、ミント)

滋賀県産の地鶏を使用したメインディッシュです。

真ん中の白っぽいのが地鶏で、緑にはそのささみとグリーンピースを合わせたものなんだって。

あぁ、美味しい。。

涼子さんと楽しい会話で盛り上がります。

キッシュにはグリーンピースとパンチェッタやニンジンを丸くくり抜いてバターで炒めたものがのっています。

下には粒マスタード、赤ワインビネガーにフレッシュミントが添えられています。

緑のソースがグリーンピースで、茶色のが地鶏をベースにソースで、地鶏を楽しめます。

3種類のソースを色々楽しんで、地鶏を頂きました。

デザート (アプリコット、オレンジスピリッツ、カモミール)

デザートも2種類きました。

シャーベット

レモンのシャーベットが来ました。

マンダリンが下にあって、今日のコースのレモンのテーマがデザートにも生かされています。

あぁ、美味しい。。

柑橘系で夏のデザートやね。。

メインのデザート

アプリコットやオレンジスプリットのシロップを使ったシャーベットと。。

キャラメルが1番上にあって、バニラクリームとオレンジのクリームが続き、クッキーが1番下にあります。

オレンジのソースがお皿に引かれています。

今日のコースはレモンがテーマだと思ってたんですが、多くの柑橘系にまで最後は広がって楽しめたデザートでした。

あぁ、幸せ。

ほんと。。

コーヒーと茶菓子

コーヒーと茶菓子がきました。

右の赤っぽいのが、ローズやライムが入ったお砂糖のお菓子と左側はブランデーやマシュマロが入ったチョコレートでした。

苦いコーヒーと甘い茶菓子が合います。

あぁ、茶菓子が甘くてコーヒーの苦味が際立つ。。

美味しい。。

という事で、素敵なランチが終わりました。

ランチで2時間楽しめたね。。

そう、楽しい会話も出来て良かったわ。。

最後に、国産の食材や調味料を取り入れながら、美味しいフレンチを作り上げるシェフ達に敬意を表したいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

それで、ミシュラン掲載店の日本料理の『かわ原』も独創的な料理なので、読んでね。→リンク

かわ原の八寸