【ドイツ・クリスマスマーケット】ドレスデンのマーケット3カ所をのんびりはしご旅|Altmarkt・Stallhof・Neumarkt

こんにちは!

恒例の冬の風物詩

冬のドイツの風物詩といえば、やはり『クリスマスマーケット巡り』です。

いいね!!

今、ドイツ全域にわたってクリスマスマーケットが開催されているんです!

Webで調べると。。
有名なのはニュルンベルクローテンブルクミュンヘンなど色々とありますね!

それで、ドレスデンのAltmarkt(アルトマルクト・旧市場広場)にあるクリスマスマーケットもすごいんですよ!

へぇ。。
何がすごいの?

それは、1434年から開催されていて、2025年で591回目の開催になるということなの!

ドレスデンのAltmarktにあるStriezelmarkt (シュトリーツェルマルクト)は1434年から現存・且つ継続開催されているドイツ最古のクリスマスマーケットとして知られています。

591という数字 毎年1ずつ増えていきます!

なお、起源の古さだけでいえば、バウツェンのヴェンツェルスマルクト(1384年)や、ミュンヘンのクリスマスマーケットも南ドイツ最古級ですが。。。

文献記録が明確に残り、かつ長期間にわたって継続開催されてきたという点で、
シュトリーツェルマルクトが最も古いと紹介されています。

そうなんやね。。。

というわけで、今年は久しぶりにドレスデンに数あるクリスマスマーケットの中でも、

・ストリーツェルマルクト(Altmarkt)

・Stallhofの中世マーケット

・ノイマルクト(Neumarkt)

という、雰囲気の異なる3つのマーケットを歩いてきましたよ。

なるほど。。。

中央駅からのアクセスや、それぞれのマーケットの雰囲気を紹介しますね。

ありがと!


ドレスデン中央駅からストリーツェルマルクトへ

ドレスデンへの訪問者がまず最初に降り立つのは、ドレスデン中央駅(Dresden Hbf)だと思います。

正面口

駅を降りると出入り口が3方向にありますが、街へ続くのは北側の出口です。

Prager Straße(プラガー通り)をまっすぐ進んでいきます。

こちらの出口から出ます

この時期は、ここにもクリスマスマーケットができるの。

そうなんや。。

この通り沿いに広がるマーケットは割と一般的なものなので、これと言って特徴はありませんが、クリスマス気分が高まります。

プラガー通りはショッピングストリートなので、いろんなショップが並んでいますよ。

しばらく行くと、デパートなどを過ぎたところに大きめのトラム駅が横切っています。

正面にある建物の間の道を進むとすぐです!

そこをさらにいくと、もうAltmarktまで後少しです。

着いた!

なんかクリスマスマーケットの雰囲気が伝わってくるね!


■ Altmarkt:ストリーツェルマルクト

ドレスデンのクリスマスマーケットといえば、外せないのがここ。

旧市場広場 Altmarkt に広がるストリーツェルマルクトです。

巨大なクリスマスピラミッドが象徴ですよ。。

いいね!

真ん中には舞台が用意され、定期的にコンサートや子供用の劇をやっています。

名物の巨大なピラミッド

ドイツの冬の伝統菓子、シュトレンはドレスデン発祥なの。

そうなんやね!

そう、それもあってか、毎年このマーケットでは巨大なシュトレンが練り歩くイベントがあります。

今年は12月6日に開催されて、30回目だったそうで、特別イベントになっていたようでした。

次はそのイベントに行ってみるね!

いいね!

マーケット内のお店は。。。

マーケット内には飲食系のショップはもちろん。。。

クリスマスにちなんだグッズなどを扱うお店も多数あります。

それ以外にもメリーゴーランドや観覧車などのアトラクション系もありますよ。

定番メリーゴーランド
観覧車は小さいけど何周も回ります。結構早い。。

ちなみに観覧車は大人5ユーロ、子供4ユーロとかなり高額。。

大人5ユーロ、8歳までの子供4ユーロ。。。現金のみだそうです

最近はカードも使えるお店も多いけど。。。

現金も持っていたほうがいいですよ!

現金のみなのね!
参考になる!!

グリューワインを購入

せっかくだから私も何かいただきましょう。

それで、グリューワインって何?

グリューワインは、赤ワインに香辛料やフルーツを加えて温めて作るホットカクテルの一種です。

おばあちゃんの家のような雰囲気のホットワインやさん

ということで、グリューワインをいただきます。

グリューワイン

めっちゃ愛想の良いお兄さんが対応してくれました。

気になるお値段は、一杯5ユーロ+マグカップのデポジットが5ユーロです。

良い値段するね!

スパイスが効いていて、冬の冷たい空気とは対照的に体を中からじんわり温めていきます。

こちら側にはマーケットの名前と「1434年から」と書かれています

マグカップは返却すれば5ユーロのデポジットを返してくれますが、記念に持って帰ることも可能。

毎年持って帰って、コレクションしている人もいるそうですよ!

なるほど。。

→Striezelmarktサイト


マーケットを見渡せる“穴場の絶景スポット”

シュトリーツェルマーケットの正面入り口にある、ボーゲン(Bogen・キャンドルアーチ)は潜って下に行くとトイレ、上は見晴し台になっています。

この下をくぐると、地下にあるトイレにつながっています

実はこの裏に階段があり、上に登ってマーケットの全体を俯瞰して眺めることができます。

この階段を上に上がりますよ

そこからの景色はこんな感じ・・・

これでも16時半!

ここも良いですが、このボーゲンの停留所を挟んで反対側にKulturpalast(カルチャーセンター)があり、その階段上のデッキからストリーツェルマルクトを見下ろすことができます

こちらの建物

このKulturpalastはドレスデンフィルハーモニー、市営の図書館などが入っていて、基本的に出入り自由になっています。

ちょっと入ってみますよ。

2階にはカフェコーナー

しかも市営の図書館が入っているということから、トイレも無料で使えます。

トイレがちょっとわかりにくいけど。。
カフェのカウンター向かって右端には女性用、左端には男性用があります。

トイレが無料なのはいいね!

この2階からテラスに出ると、こんな感じ。。。

人混みから少し離れて、マーケット全体の光をゆっくり眺められるので、写真を撮るにもおすすめです。

この場所を知らない人も多いため、静かに過ごせる穴場スポットだと思います。

良いね!

ただし。。。

コンサートを開催しているときは、入場制限したりするので、入れない時もあります。。

そうなのね!
注意が必要やね!


■ Stallhof(中世マーケット):別世界のクリスマス市

Altmarktを後にし、このKulturpalastの横に伸びる道を進んでいきます。

徒歩数分歩くと、で、雰囲気が一気に変わるStallhof(シュタルホーフ)の中世風クリスマスマーケットに到着します。

雰囲気良いね!

Googleマップで確認してね!
→マップを見る

こちらのマーケットがおすすめな理由は、中世を再現したマーケットということ。

鉄を打っています

中世に入り込んだような気分になります!

お店の人だけでなく、お客さんの一部も中世っぽい格好をしてるんやね!!

早速入ってみます。

ちなみに平日は無料で入れますが、金曜日の16時から日曜日までは、大人5ユーロ、子供3ユーロの入場料がかかります。

字体も少し中世に寄せています

お店や雰囲気はこんな感じ。。

アラビアンな感じのカフェ
手作り感あふれる雑貨屋さん
木製の飾りを作ってます
全体の雰囲気

歩くだけでも楽しいです。

お腹が空いてきました!

なんだか美味しそうなものが直火で焼かれているので買ってみます。

こちらはRäuchersteak(ロイヒャーシュテーク・燻製豚肉のステーキ)というもの。)

串刺しになったお肉がグルグル回っています

美味しそうやね!!

カウンターに回り込んで注文します。

Hallo, ein Räuchersteak bitte!
(燻製豚肉のステーキください)

Sieben Taler macht das.
(7ターラーになります)

Ok.

そう、ここではユーロをターラーと中世風に呼ぶんです。

だったら、7ユーロなんやね!!

早速かぶりつきます。。。

パンに挟んで渡してくれます

炭火の香ばしさと塩味がしっかり効いていて美味しい!

良いね!!

冬空の下で食べると一層おいしく感じます。

名物:木製の“露天風呂”

Stallhof の名物といえば、何と言っても木製の大きな樽風呂(露天風呂)です。

実際に入れるの?

うん。入れるよ!
中世の時にあった公衆浴場をモチーフにしたそうです。

舞台みたいになっているのがお風呂

それで、ちょうどこの豚肉のステーキを買った向かい側にあったので、何気なく見ながらステーキを食べていると。。。

カーテンの後ろから男女5人が真っ裸で出てきた!😲

その5人は公衆温泉に入るのね!

覗くつもりはなかったのですが、いきなり出てきたのでびっくりしました。。

カーテンの後ろが脱衣所になっている様子でした。。

そうなんや。。

カーテンから浴槽に入る時だけ他のお客さんに見られてしまいますが、タルの中に入ってしまえば頭の先くらいしか見えません。

人前で全裸になることに抵抗がない人は、旅の思い出にチャレンジするのも有りでしょうか?😅。

あぁ。。少し難しいかも。。

→Stahlhofサイト


■ Neumarkt:落ち着いた雰囲気のマーケットで締めくくり

Stahlhofを後にして最後に訪れたのは、フラウエン教会前に広がるノイマルクトのクリスマスマーケットです。

テントなどでブースを仕切っていて、少し中世っぽい雰囲気もあります

ここはAltmarktほど賑やかさはないけど、少し静かで上品な雰囲気が特徴的です。

Stahlhofを出てすぐのところにありますよ!

そうなのね!

クラフト系の屋台が多く、木工細工や手作りのオーナメントなど“質の良いもの”を買いたい人に向いています。

パンの大量生産中 ちょっと中世っぽい格好をしてます

このブースではこんな感じのパンを売っていました。

焦げ目が美味しそう!
Stahlhofに近いので、こちらも中世っぽい雰囲気

夕方から夜にかけて、教会の白い壁に光が反射し、広場全体が柔らかく輝く瞬間がとても印象的でした。

電飾が控えめなこのマーケットの中で一際眩しいブース

こちらの星はHerrenhuter Sternといって、Herrenhutという街で生まれたクリスマスの飾りです。

トゲトゲと尖った形が可愛いです

ドレスデンやザクセン地方ではクリスマスの時期に一般家庭の窓でもよく飾られているのを見かけます。

→Neumarktサイト


まとめ:3つのマーケットを歩くだけで“3つの世界”を楽しめる

今回巡った、

ストリーツェルマルクト → Stallhof(中世マーケット) → ノイマルクト

それぞれ雰囲気がまったく違い、同じ街にいながら小さな旅を三回経験したような満足感がありますよ。

それは良いよね!!

  • Altmarkt:王道の賑わいとグルメ
  • 中世マーケット:世界観の濃さと名物の樽風呂
  • Neumarkt:静かで美しい大人の雰囲気

ドレスデンのクリスマスマーケットは、「はしご」することで魅力が何倍にも増すと改めて感じました。

各マーケット営業時間

Altmarkt Striezelmarkt:

2025年11月27日〜12月23日、毎日10:00〜 21:00
2025年12月24日、10:00〜14:00

Stahlhof Weihnachtsmarkt:

2025年11月26日〜12月23日、毎日11:00〜21:30

Advent auf dem Neumarkt:

11月26日(17:00開幕)〜1月4日開催、11:00〜22:00、
12月24日〜26日、1月1日は休業。
12月29日・30日は 13:00開場、
12月31日は 13:00〜翌0:30、
最終日の1月4日は 18:00まで

(詳しくはサイトで、最新の情報をご確認ください)


あなたの次の旅の参考になれば幸いです♪

普通のマーケットの雰囲気もこちらに書いています!→リンク

Markt

最後まで読んでくださってありがとうございました