ドイツ鉄道での旅は、こんな罠に気をつけて!
こんにちは!
私は出張の時にドイチェ・バーン(ドイツ鉄道)をよく使うのですが、毎回何かしら問題が起きます。
昔はもっと時間にキッチリでしてましたが・・・
あぁ、そうなんや。。
でも、前もって「こんな事が起こることもあるんだ」と、分かっていれば対策もしやすいと思います。
なので、ドイツ旅行を考えてる方は参考にしてくださいね。
私は何回かドイチェバーンに関してあまり良いことを書いていませんが、決してアンチではないですよ!😆
前回のドイチェ・バーンの運行が、酷いブログを見る。→リンク
ホームの罠!
まず、ホームで罠が仕掛けられています!
罠って、落とし穴とかがホームにあるわけじゃないですよ。。
ははは。。
どんな罠なんやろ?
頭端式(とうたんしき)ホームについて
ヨーロッパ鉄度のあるあるで、頭端式ホームというのが大きな駅にはよく存在します。
頭端式ホームというのは、線路の端が行き止まりになっている駅のことです。
あぁ、阪急電車の梅田駅みたいな感じやね。。
下の画像を見てもらうと分かりやすいでしょうか。。
その頭端式ホームの利点としては、電車の乗換時に、大きい荷物を抱えて階段やエレベーターを利用せずともホームの移動が出来ることです。
あぁ、それ良いね。。
それで、有名なのが、ローマ・テルミニ駅、ミラノ中央駅、ロンドン・キングクロス駅などが、そうです。
あぁ、なるほど。。
ドイツも大きい駅では頭端式ホームを採用している事が多く、ミュンヘン、フランクフルト、ライプツィヒなどは、ホームが行き止まりになっています。
でも、油断していると、慌てることになりますよ。。
例えば?
進行方向が逆転する罠!
電車は普通、終点駅まで前方に進み、また始発として進む場合、座席を逆にして進みます。
でも頭端式ホームでも、電車運行の終点でないことも多くあります。
あぁ、ドイツではそうなんや。。
出発の時間になると、電車はホーム一番後ろの車両が先頭になります。
それで、今まで前を向いてた座席は、後ろ向きのままで列車が進むの。
あぁ、特急「ひだ」で名古屋から岐阜まで、座席が反対のままで20分走るやつと同じやね。。
なので、最初は少し慌てるかもしれませんが、そういうものだと思ってください。
最初は面食らうよね。
そうそう!
時間通りに来ない電車があると、ホームの変更や運休が頻発します。
そう、近年ドイツの電車は時間通りに来ない事が多く、日常茶飯事なんです。
それで、電車が時間通りに来ないということは、そのホームのスケジュールが圧迫されるということなのよ。。
なるほど。。
たとえば、1番ホームから電車Aが14:00発だとします。
次に到着の電車Bが、やはり1番ホームから14:15出発を予定しているとして・・・
それで、電車Aが遅れて14:15に到着したら、次の電車Bは、1番ホームが開くのを待つか、他のホームを使いますよね。
そうね。1番ホームは電車Aが、まだいるもんね。。
それだけの理由ではないと思いますが、突如ホームが変更になる事が結構あります。
あぁ、それは厄介やね。。
だから、頭端式ホームだと、予約した電車が自分が居るホームの反対側に着く場合があります。。
電車が来ると信じて、早めに掲示板で示されてるホームで待っていたりすると罠にかかります。
14:00発のミュンヘン行きICE111号は5番ホームに変わりました・・・
5番ホームは、1番ホームの反対側にあるというような感じです。
重いスーツケースを引っ張って、猛ダッシュしないと間に合わない!
あぁ、それは最悪やね。。
大きな駅は混んでいる事が多いので、他の人を押し退けながら大移動です。
この前ミュンヘンで乗り換えがあった時も、頭端式のホームだったの。。。
あぁ、お疲れ様です。。
その時は、私が乗っていた電車が遅れたのですが、次の乗り換え時間が5分しかない事がわかっています。
でもホーム間の移動に、10分はかかるとの事だったの。
その時、車掌さんも分かっていて。。
あぁ、降りる方は、列車の前の方に移動してください。。
などとアナウンスがありました。
それで、私は猛ダッシュで次の電車が待つホームに移動したのですが、結構な人が同じようにホームを走り抜けていきます
次の電車に乗り込んで、ゼーゼー言っていたら、近くにいた人が「Well done(よくやったね)!」って、言ってくれました。。。😅
あぁ、そうなんや。。
掲示板の罠!
これも何度か経験があるのですが、ICEはたまに2つの電車をくっつけている事があります。
それで、途中で切り離してそれぞれの行き先に分かれるんです。
例えば、後ろの電車はエッセンに、前の電車はデュッセルドルフまで、というような感じ。。
うん。東北新幹線の盛岡駅みたいやね。。
そんな時、下の写真のように表記されます。
乗客はこの表示を見て、自分の車両番号がホームのどのあたりに来るかをチェックします。
車両が35番だったらB付近のあたりで待ってればいいわね。
でも、これも時々信用できません。
あぁ、罠や。
自分の乗る車両が来るあたりのBで電車を待っていると、実際に目の前に来たのは23番車両でした。
掲示板の表記が間違ってたのよ。
私の車両35番はFに行かないといけなかったの。。
あぁ、最悪の罠や。
そんな時ホームのB付近にいたら自分の座席が確保できないし、何より車両の行き先がちがいます。
なので、間違った車両には乗ってはいけません。
あぁ、ホンマや。
あと、車両39と29の間は電車内が繋がっていないので、通り抜けはできないんです。
そうね。
なので、車両35を待ってBにいた人たちはホームFの方まで走り、逆に、F付近で車両23を待っていた人はホームBまでの移動になったんです!
そこにいるみんなが一斉に動くので、かなり大変です。。
あぁ。。
これに対する対策は難しいけど、ホームに入ってきたら、まだ電車が停まっていなくても車両の横に書いてある番号を確認するといいね。
あぁ、車両の実物見るまで信用できないのね。。。
凄い罠や。。
ホームへの移動は5分前が理想!
上記のことは、もちろん他のタイプのホームでも言えますよ。
ある駅で電車を待っていたら、やはり15分ほど前にホームが変更になったとのアナウンスがありました。
荷物がなく身軽なら階段をトントンと降りれば良いのですが。。。
スーツケースなんかの荷物が大きいと、それも大変です。。。
あぁ、ホンマや。。
ドイツでは、エスカレーターやエレベーターが壊れている事がちょくちょくあるので、あまり余裕をもってホームに行かず、電光掲示板の前で少し待っていたほうが良いです!
それは、良い事聞いた!!
少なくとも、私が乗る電車は、いつもそうでした。
だから、みんなも掲示板の前で電車がどのホームにつくのかをじっと待っていて、表示されたらみんな一斉にホームに向かいます・・・
やっぱり、そうなんや!
車両の罠!
秋の電車移動での注意です。
秋口は電車の中が寒いことも。。
最近また長距離で移動したのですが、電車に乗る前の外の気温はそれほど下がっていなかったんです。
私の電車は朝の便で、乗客も少なめでした。
がらんとした車内は、なんだか寒くて、外の気温に合わせた服装だと寒い事が多いです。
あぁ、もっと厚着しないといけないんや。。
やっぱり、人がいるだけで暖房になるんやね。。。
秋口だと暖房もそれほど強く入っていないので、足元から冷えていく感じ。。。
あぁ、底冷えするんや。。
長距離移動なので、少なくとも1時間は乗っているでしょう。
なので、体温調節できるように、ストールや上着を重ね着するのが良いですよ。
なるほどです。
役立ち情報です!
コンセントの罠!
長距離移動では、携帯やPCを見ることも多いと思います。
そんな人のために、机つきの座席もあるし、そうでなくても席に着いている机は広めですよ。
この席は良いよね!
そんな時気になるのは、電源の確保です。
コンセントの差し口はあるんだけど・・・
これは使えないよね。。
そう、コンセントも使えないのが結構あります。
移動中どうしても充電しないといけないという人は、モバイルバッテリーを携帯したほうが確実ですよ!
それも大切な情報だよ。
ありがとう。
レストラン車両の罠!
ICE(Intercity-express、ドイツを中心に走っているヨーロッパ高速鉄道のこと)のような長距離列車には、レストラン車両が編成されています。
でも、レストラン車両は、何かの不具合でサービスの提供が出来ない・制限されてることが時々あるの。。
あぁ、そうなんや。。。
長距離移動なので、途中でお腹が空いてしまうことも・・・
だから、軽食をいくつか持っていると、凌げます。
あぁ、そうね。。
それに、レストラン車は結構、高い値段です。
だから、ドイツ人の様子を見ていると、レストラン車両に行かずに、席でよく果物や野菜をかじっています。
あぁ、それが良さそうね。。
最後に、電車に乗る前は飲み物も忘れずに必ず買っておきましょう!
車両トイレの罠!
あまり良い話ではないのですが。。。
朝のICEに限らず、電車の中にはトイレがついている事が多いです。
ただ、清潔度はあまり高くないように感じます。
朝早い便だと、まだマシなんやけど・・
とはいえ、3時間4時間移動となると、トイレに行かないといけないタイミングも多々あります。
それで、ICE内のトイレはこんな感じです。
あぁ、新幹線や飛行機と似てるね。。
このトイレはまだ綺麗な方ですが、ひどい時もあります。
それに、ICE内のトイレって、なんだかいつも床がべとべとしているの。
あぁ。。。
便座をさっと拭くものがあれば安心ですね。。😅
そやね。。
それはいるね!
用を足したら、緑のボタンを押して流しますよ。
アルコール消毒のディスペンサーはトイレにもありますが、切れていることもあります。
あぁ、絶対、携帯のアルコール消毒を持って行くべきやね。。
私は小さいボトルに入ったものを携帯していて、気になる時に使っています。
流石やね!
最後に。
日本と違って、何事もスムーズに行くわけではありません。
そう、いっぱい罠を避けないといけなかった!
これらを情報を参考にして、ドイツ国内の移動が楽しく快適になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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