ドイチェ・バーンの電車運行が、酷い件について。。その後補償申請してみた!
こんにちは!
前回、出張の際に乗ったドイチェバーンの特急・ICEが遅れた挙句、車掌さんたちの業務時間が終了したために、最終地まで運行せずに、途中で電車を降ろされたという話をしました。→まだ読んでない人はコチラから見てね!
あぁ、ひどい話やったね。。
それで、特急で結局1時間以上も遅れたので、初めて返金請求をしてみたんです。
その後お金が返金されたので、そのことを詳しく解説したいと思います!
うん。
それで、どうなったの?
ドイチェバーンで、遅れた経験をした人にお役に立てれば幸いです。
車掌さんからのアドバイス
当時、特急に乗っている間からも車掌さんからのアドバイスがありました。
えぇ。。あのぉ。。
特急が遅れた場合は遅延時間に応じて、一部の運賃が返金されますので、お手続きをお願いします。
みたいな感じ。。。
実際に手続きをやってみた!
私はドイチェバーンにアカウントを作って、そちらから乗車券を購入していますので、購入履歴が残っています。
なので、ネットでやってみたの。
うん。
ネットは手軽だから、良いよね!
ドイツ在住(あるいはEU在住?)の方限定になりますが、住んでいるからこそ遅延で大変な目に遭っている人も多いはず。
私もやってみたら難しくなかったので、手続きをやってみてくださいね!
サイトはドイツ語で、この解説もドイツ語で進めますが、英語にも切り替えられます。
英語なら、分かるよ。。
ふふふ。そうね。。
実際の画面のスクリーンショットで解説します!
まずは自分のアカウントに入り、「Meine Reisen (My trips)」を選択し、「Vergangene Reisen(Previous Trips)」をクリックします。
まずは遅延した電車を指定
これから、アカウントの画面を示します。(スクリーンショット)
該当する過去の旅程の「Reisedetails (Trip detials)」をクリックします。
なるほど。。過去の履歴を見るんや。。
そう。過去の購入履歴から手続きをするの。
下のような画面に続くので、「Entschädigung beantragen(submit compensation request)」をクリック。
英語版だとこんな感じ。。。
なるほど。分かった。
すると、こんな画面に移ります。
何が書いてるの?
ごく簡単に説明すると。。。
60分以上遅れた、または運休中止になりましたか?ご不便かけて申し訳ありません。
補償の申込みをここからできますよ、
目的地の到着時間や、IBAN番号(EU内の銀行口座のデータ)を教えてくださいね、
タクシーやホテルを利用した場合はそのPDFや写真も用意してくださいね、
座席の予約もしていたのなら、そちらも補償の対象になります・・などなど。。
なるほど。。
質問に回答していきます
ここからは冗長になるので、英語は省略しますね。
スクショのドイツ語を簡単に解説します。
質問1:何が起こったのか。
上から順に・・・
1.電車が遅れた、2.電車を利用しなかった(なぜなら、60分以上遅れていたので、移動する事自体がもう無駄になったため)、3.電車に乗ったものの、遅延、乗り継ぎの失敗、電車の休止により旅が中断、スタートした駅に戻った
今回の場合は、いちばん簡単な1になります。
質問2:どれくらいの遅延で目的地に着いたのか
こちらは、質問1で1を選んだ際に続く質問になるので、先に2、または3を選んだ場合は、違う質問が来ると思います。
そちらの説明は今回は省略します。。。
- 60分以内、2. 60分以上、とあるので、2の「60分以上」を選択。
60分以上遅れたもんね。。
質問3:予定していた電車の旅は?
こちらはすでに自動的に入力されていました。
なるほど
内容を確認して「Ok, weiter (次に進む)」をクリック。
質問4:実際には何時に目的駅に到着したの?
こちらには実際に目的の駅に着いた日にち(Datum Ankunft)と時間(Uhrzeit Ankunft)を記入します。
すでに元々の到着日時が記入されているので、ここはしっかり見て、実際の時刻に合わせてね。
質問5:全旅程でチケットを使用しましたか?
ちょっとわかりにくい質問ですが、太字の下に、「他の交通手段を利用して追加料金が発生した場合は、次のステップで入力してください。」とあります。
1.はい。私はこのチケットで全行程を移動しました(予定と異なる列車を利用した場合も同様です)。
2.いいえ。旅を中断し、別の交通手段(タクシー、車、バスなど)で目的地まで移動した。
今回は追加料金もなく、ただ時間が予定より1時間以上遅くなっただけなので、1を選択します。
ご自身の状況に合わせて選択肢を選んで下さいね。
質問6:追加費用はありましたか?
こちらも太字の下に注釈があります。
翻訳すると、「追加費用というのは、例えば、別の交通手段(タクシー、バスなど)の費用、追加列車のチケット、必要になったホテルでの宿泊、別途購入したが使用しなかった予約などです。」という感じ。
また、追加費用が発生した場合は、領収書(タクシーの領収書やホテルの請求書など)が必要!その場合、実際の航空券や詳細(写真、遅延の確認、説明など)は役に立ちません。
なので、領収書なんかは、しっかりともらっておきましょう。
そうね。。
1.はい(ja)。2.いいえ(nein)。
私は今回は他に費用は発生していないので、いいえを選択。
この後、個人情報を入れます。
こちらもアカウントから自動的に入力されています。
楽だから良いよね。。
内容を確認して、「Ok, weiter」をクリック。
あともうちょっとです!
振込先を入力
補償はどのように受け取るのかを聞かれます。
1.バウチャーチケット(Gutschein ):次回のドイチェバーン利用時に、これを使用することでその金額が差し引かれます。
2.振込(Überweisung):現金を自分の口座に入金してもらいます。
さっき上でも少し言ったけど、銀行振込の場合はIBANが必要です。
最後の質問!
1.申込内容の確認をメールで受け取りたい?
はい、Eメール(暗号化されない状態で)で申請内容の詳細な確認書を希望します。
2.旅客の権利に関する顧客調査に協力しますか?
はい、サービス向上のためのオンライン顧客調査に参加します。
こちらはお好みで、どちらにもチェックを入れても良いし入れなくてもいいの。
「Antrag jetzt senden(申請内容を今送信する)」をクリックします。
申請を受理したという画面が出ます
内容はこんな感じ。。。
処理にかかる時間は1ヶ月ほどになり、連絡が郵送またはメールにて届きます。
申請内容によって処理にかかる時間は変わってきます。
これで、連絡を待ちます。
お疲れ様でした・・・😅
うん。ありがとう😊
手続きの結果・・・
データを送付した後、しばらく経ってメールが来ていました。
私の場合、60分以上の遅延が認められ、電車代の25%が返金されましたよ。
73.99ユーロだったので、18.50ユーロが銀行に振り込まれていましたよ。
あぁ、良かったね。。
座席の分は考慮されませんでしたよ。
実際に利用できたからね。。
特急料金が返ってきたかんじやね。。
それで、1ヶ月くらいかかると思っていましたが、実際には2週間もかかりませんでした。
意外に早いね。。
思ったよりも複雑ではなかったので、遅延や中止になった場合は、ぜひ申請を試してみてくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
こっちも読んでね。→ドイツでは大麻が一部合法化されました。。