【ミシュラン1つ星】の日本料理『かわ原』に行ってきました。
大阪・梅田の近くの豊崎にある日本料理の『かわ原』に行ってきました。
かわ原について
ミシュランには、『かわ原』についてこんな記載がありました。→ミシュランのHPを見る。
1つ星:高品質な料理
川原浩二氏が大切にする温故知新の精神。日本料理の伝統を守りながらも、現代感覚で創作する。蟹の酢の物は、酢の代わりに林檎の酸味で調和を図る。あん肝と大根は、フレンチのフォワグラ大根に想を得た。生産者と客の橋渡しになりたいと、オレンジ白菜やハニーライムなど馴染みのない食材を紹介する。
ミシュランHPより引用
ここは私がずっと行きたかった名店なんだ。ランチだと1万円以内で食べれるので、涼子さん一緒に行ってくれない?
是非、行きましょう!
ということで行く事が決まりましたので、早速ランチを予約します。
でも、お店の場所が分かりにくい!
梅田のロフトやMBSからの方向から行くのだと、お店は比較的分かりやすいよ。→Googleマップで確認する。
MBSから交差点を対角線状の位置にお店があるのね。。
それで、駐車場が隣にある細い路地みたいな道を入っていくの!
事前に地図でお店の位置を確認しておくのをお勧めします。
お店に入ります。
お店はこんな感じで隠れ家の感じがします。
お店はカウンター8席でランチは12時スタートです。
11時55分くらいにお店に着くと、中には5人ほどのお客さんがスタートを待ってて、食前酒を楽しんでました。
落ち着いた雰囲気でリラックスできます。
12時になってお客さんのほとんどが揃われてから、ランチコースがスタートします。
ランチコースがスタートしました。前編。
私たちもビールで乾杯します。
乾杯。
乾杯。
キンキンに冷えた金属製のグラスでビールをいただきます。
それで、乾杯の時はドイツでは目を合わせるのよ。
ハハハ。。そうなんだ。これから気をつけるね。
1品目: 汁物
一品目の汁物はかぼちゃの甘味が美味しかったです。あと、汁の中に落花生のカリッとした感じも食感が全く違うのも新鮮でした。
美味しいです。
芋系はお腹いっぱいになっちゃう。。。
2品目: 魚もの
二品目は何のお魚だったっけ? 白身魚は覚えてるけど。。ハハハ。。
涼子さん、教えて。。
なんだったけ。。。
ハタハタ、って言っていたような気がするけど。。。違うかな?
2人とも詳しくは覚えていませんでした。 ^^;
3品目: 土瓶蒸し
3品目は土瓶蒸しでした。
鱧とキノコが入ったもので、土瓶蒸しの出汁は右のお猪口で飲んで、中の鱧やキノコは左の小皿のポン酢で食べます。
食べる前にそんな事を大将が詳しく説明してくれて、親切ですよね。。
出汁はキノコと鱧の味が混ざり合って相乗的な美味しさを引き立てていました。
出汁は最初にそのまま飲んで、2杯目からはスダチをお猪口に加えて味の変化を楽しめるのね。。
4品目: お造り
4品はカツオとブリのお造りでした。
食用菊と食べるブリも美味かったです。カツオは九条ネギのつけ醤油との相性が良くて食べたことがない味でした。マヨネーズと山菜の味の絡みも新鮮でした。
お造り、美味しかったですね。
それで、少しブレイク。。
それで私たちの隣の席には、こんな感じの常連の大阪マダム達が座ってたんですね。
このおばさまAさんが『ボケ』担当なのね。
それで、おばさま2人はお友達なの。。
そして、このおばさまBが笑って引き立てたり、言い直したりして、『ツッコミ』担当なのね。
このおばさまAさんとBさんとお店の大将の掛け合いが面白いんです。
それで、おばさまAが大将に尋ねます。
その、まな板って立派やね。。
お店のまな板は10cmぐらいの分厚さで、長くて立派なものでした。
そうなんですよ。イチョウの木からの一枚もののまな板なんですよ。
そしたら、そのまな板は体に良いんやね?
えっ、なんで?
胃腸(イチョウ)に良いから。。
おばさまAは、オヤジギャグならずオバサンギャグの駄洒落でかまして、そのタイミングが絶妙に良かったので、私は不意を突かれておもわず笑ってしまいます。
ハハハ、それオモロい。。
って言ってしまいました
すると。。
そんな駄洒落で笑ったらあきませんよ。。
と大将には冗談で、私はたしなめられてしまいます。。
大阪はダジャレには特に厳しい土地なんですよ。。
私も思わず笑っちゃった。。
でも、和やかに大将のランチコースは続きます。。
ランチコースの後編です。
5品目: 椀物
椀物は穴子の餡かけでした。
器も綺麗だったの。
朱色の素敵な椀を愛でながら、ワクワクしながら蓋を開けていきます。
5品目は蓮根まんじゅうの上にアナゴ炊いたやつが乗っていて、餡かけの黄色いのが食用菊です。それで、餡が熱々で美味しかったです。
最初は穴子だけを楽しんで、蓮根まんじゅうだけも楽しんでみます。
最後にわさびと蓮根まんじゅうと穴子のハーモニーを楽しみます。
食材の色んな食べ合わせで味が広がっていきます。
熱々で美味しかったです。。。!
6品目: 八寸
柿の葉の器の下で見にくいのですが、揚げた稲穂、柿の形をした器に柿とあきしまささげの白和えが入っていました。
すいません。柿の葉をどけて写真撮るの忘れてました。。。
あと、左上には、ナスとイクラの小鉢がありました。
ワサビが乗っているのが、猪のロースの煮込みと栗の蒸し物、右側の小皿には子持ち鮎を炊いたやつがありました。
むかごのかまぼこ、枝豆みたいな丹波の黒豆、銀杏を揚げたやつ、五島のクエのおかき揚げがありました。
日本料理の地方の食材の豊かさと大将のオリジナリティには唸ってしまいます。
これまでに食べたことのない料理を楽しみました。
7品目: ご飯、香の物、留め椀
7品目は出汁巻卵と里芋の炊き込みご飯です。
里芋の小芋は岸和田産で地元のものを使っていました。
それをご飯に炊き込み、食べる前に大将が里芋を潰して、配膳してくれます。
食感ではお米に里芋の粘りっこさが加わって、味わった事のない粘りっ気を味わえました。
こういうのもあるんや。。
分厚いだし巻き卵には大根おろしが乗っています。
食べると出汁が効いてて、大根おろしの味との調和が美味しくて笑顔になります。
それで、里芋ご飯と一緒に食べてしまいました。
すると、大将が
ご飯のおかわりどうですか?
お願いします。
私はもうお腹いっぱい。。。
という事でおかわりして、きゅうりの漬物やいぶりがっこで、またペロリと食べてしまいました。
大将はもう一杯のおかわりを勧めてくれたのですが、さすがに3杯目はおなか一杯で食べれないので辞退しました。
8品目: 水菓子
これは二段重ねのデザートでした。
お椀の蓋になってるのが、もなかのアイスです。
このもなかのアイスには、お店で置いてる大吟醸の酒かすが入っているんです。
アイスは酒粕が効いてました。干しいちじくも入ってましたよ。こんなの初めてのアイスでした。。
デザートのアイス、美味しかった。。。!
下の綺麗なガラスの器には洋梨のゼリーが入っていて、美味しくいただきました。
9品目: 抹茶
最後は大将に抹茶をたててもらいました。
1人ひとりが異なる器でおもてなし感があります。
ランチはこの値段だと、コストパフォーマンスは凄くお得です。
YouTube も見てね。
ブログとは違う、お店での大将の楽しい会話と料理を楽しめますよ。
最後に、このお店を楽しめる人とそうでない人
最後にこのお店を楽しめる人とそうでない人を書きたいと思います。
このお店を楽しめる人は?
それは、好き嫌いが少ない人です。
好き嫌いが多い人はやめておいた方が良いです。食べれないものが多いと思います。
このお店を楽しめない人は?
それは、定番料理が好きな人です。
定番料理から、一つか二つ以上のオリジナリティが足されています。
いわゆる大人の味になっています。
私の個人的な意見ですので、参考程度に聞き流してくださいね。
それでは、今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
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