私の遺伝子解析しました。Zene360です。後編。

私の遺伝子解析の結果の後編です。→私の6つの疾患別リスクを見る。

ここでは縄文人度がどれくらい私にあるのか、ご紹介します。

そもそも縄文人ってナニ?

Wikipediaから引用したものを下に示します。

縄文人(じょうもんじん)とは、縄文時代新石器時代)に日本列島全域に居住していた人々の総称。約1万6000年前から約3000年前まで現在の北海道から沖縄本島にかけて住み[1]縄文文化と呼ばれる文化形式を保持していた。

Wikipedia より引用

下のWikiを読むと、遺伝子の流入がほぼ隔離されて、日本人の原点になっていったようです。

  • 縄文時代のさまざまなサンプルの人口ゲノムデータは、紀元前1万5000年頃に他の東アジアの人々から分岐したことを示している。しかし現在の典型的なモンゴロイドとは差異が大きい。また、縄文時代の様々なサンプルから得られた集団ゲノム学的データは、彼らが3万年から2万年前に他の東アジアの人々と分岐したことを示している。紀元前15,000年から20,000年にかけて日本列島に移住した後、彼らは外部からの遺伝子の流入からほぼ隔離された[2][3]

下の図では、弥生時代になると大陸から東アジア人(オレンジ)が移住して、混血して現在の日本人に至るようです。

Zane社HPより引用

なので、多くの日本人が縄文人の遺伝子を持っているということになります。

そうなんや。。

縄文人の形質学的特徴

彫りが深くて二重まぶた、眉や髭が濃い、沖縄県民やアイヌのような「濃い顔」が特徴。耳垢が湿っている。下顎が頑丈。がっしりしていて、平均身長は男性で160cm弱[12]。(Wikipediaより引用)

白井アイヌ博物館でアイヌの伝統部族の衣装を着た男性istock より引用

私には似てないね。。

そうね。

それで、私の縄文人度数は?

日本人を1000人とした場合、私は54番目に高いそうです。

高いねぇ。。

解説を読むと。。

Zene360にデータを提供している東大の先生が解説していましたので、引用します。

基本的に琉球やアイヌの人々を除く「本土日本人(※1)」は、日本列島に住んでた縄文人と、弥生時代以降に来た渡来人が交雑した子孫だといわれています。現代の「本土日本人」には縄文人のゲノムが約20%程残っていると言われていますが、住む地域などによって個人差があります。ただこの個人差は僅かなものなので%などの数値では皆同じに見えてしまいます。その個人差をランキング形式で表したものが「縄文人度」です。

Zene360より引用

という事は?

なので、残りの80%ぐらいは渡来人の遺伝子なので、形質的にも似てなくてもおかしくないんだね。

そうんなんやね。

ちょっとした話題提供ぐらいの感じでした。

私の240項目の遺伝的傾向

その他、私の240項目の遺伝的傾向も載っていました。

下にある光くしゃみ反射は関係する遺伝子があるんだって。

えっ、光を見るとくしゃみするの?

あぁ、そうなんだ。私はくしゃみするんだ。

じゃ、遺伝子解析当たってるね。

あぁ、そうなんだ。。

各内容を詳しくも見れます。

光くしゃみ反射の欄をクリックすると。。

詳しい画面が開きます。

データの信頼性、日本人データの有無や参考文献なんかも明示されています。

科学的な論文の引用があって信頼できます。

遺伝子解析の傾向はほんとに当たってる?

私の解析結果を240項目見ましたが強く当たってると思ったのは30%くらいです。

やっぱり、そんな程度なんやね。

あぁ、そうなんだ。。

その他は自覚出来ない項目や分からないものが40%ぐらいあって、残りの30%は解析結果自体が中庸なもので、白黒の判別がつきませんでした。

その他、私の体質リスクについて

日本人の一般的なリスクを1とした場合に、私の遺伝子タイプの体質リスクが統計的に何倍となるかを表しています。

それで、私は潰瘍性大腸炎やC型肝炎になりやすく、関節リウマチや喘息になりにくいみたいです。

気をつけてね。

ありがとう。お酒は控えるようにするわ。。

体質リスクは前もって知っておくと、その病気に対して備えれるので良いですね。

遺伝子解析した感想。

今回、私は初めて遺伝子解析をしたのですが、自分が罹(かか)りやすい体質の病気が分かって、参考になりました。

肺がんになりやすい体質やったね。

あぁ、そうなんだ。同時に糖尿病になりにくい体質というのも分かったんだ。

分からないと対応出来ないのですが、分かったのでリスクを下げる事をしたいと思っています。

健康診断の結果ほど、現在の体調に直結はしてないのですが、遺伝子解析で自分の体質を知っておく事をあなたにお勧めして、このブログを締めくくりたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。