【京都・菊乃井】師走を味わう|すべてが主役級〈後編〉

こんにちは!

前回、京都の老舗料亭の『菊乃井』で食事をしてきた事を紹介しました。

今回はその菊乃井でお食事をした時の続編になります。

前編の様子はこちらを見てね!
→前編を見る!

このブログが菊乃井に行こうと考えているあなたのお役に立てれば、幸いです!

前編振り返り

焼き物ではこんな大きな伊勢海老の半身が出てきて、

この時点でお腹もかなりいっぱいに。。。

最後まで完食できるかな?

ははは!

YouTubeも見てね!

豪華な伊勢海老の次は酢肴です。

食レポ

酢肴

と、その前に女将さんが挨拶に来て下さいました。

いつも必ず挨拶をしてくれるよね。

そうそう。。

おもてなし感が溢れています!

身振り手振りで説明してくれる女将さん

女将さんは、いろんなエピソードを語って下さいますので、YouTubeで確認して下さい♪

仲居さんや板前さんとかみんなが蟹の身をほぐして用意してくれるんだって。

そうそう。。

酢肴は香箱蟹(こうばこがに)でズワイガニのメスのことを言います。

香箱蟹、 柑橘 土佐酢ジュレ

カニの甲羅の中には下からワカメ、香箱蟹の身、そして足の身の順で収まっています。

細かくほぐされた身はしっとりとしていて、噛むほどに蟹の甘みがじんわりと広がる!

ホンマやね!
そこに土佐酢のジュレが絡むと、蟹の旨味は残しながら後味はすっきりするわ!

横に添えているのは香箱蟹の卵と直七です。

直七で味変して食べてみます

直七について、仲居さんは高知の柑橘類って教えてくれたよ!
搾ってみると、レモンにも似た爽やかな香りがふわっと立つ!

でも、レモンほど酸味が前に出る感じではなく、香りがとても柔らかいよ!

蟹の甘さを消さずに、口の中をさっぱりとさせてくれる!

ホンマや!

卵は一粒一粒がプチプチと弾けて、数の子を思わせる小気味よい歯触り!

柔らかな蟹の身との食感の違いも面白いよ!

一つの甲羅の中で、身の甘み、卵の食感、磯の香り、そして直七の爽やかさまで楽しめる一品でした。

強肴

強肴は鴨鍋が来ました。

師走らしいわ!

仲居さんは身が赤い状態でも食べられるが、気になる場合は裏返して火を通して下さいとのことでした。

鴨鍋 九条葱 下仁田葱 粉山椒

熱々のお鍋の中には九条葱と下仁田葱がたっぷりと入っており、その上には分厚くカットされた鴨肉が3枚も乗っています。

食欲そそられる!

もうお腹が限界に近づいてきましたが、めちゃくちゃ美味しそうです。

出汁の香りがめちゃめちゃ良いんだけど。。

鴨はとても脂が乗っていますが、臭みは全然ないです。

嫌な脂っぽさや臭みはほとんどなく、噛むと鴨らしい濃い旨味が広がります。

ネギがたっぷり

私には何せ量が多い。。

この鴨の脂を吸った葱がまた美味しい!

でも、葱だけだと思っていたら、ツミレも出てきました。

多いって。。。

お腹ペッコペコで来なあかん。。。

ははは!

鴨、葱、出汁。それぞれ単独というより、三つが合わさった時に完成する鍋で、師走を感じさせてくれました。

御飯

最後はフグの白子雑炊でした。

 フグ白子雑炊、 ふぐ 芹 あられ柚子 餅

女将さんがまた来て、このお椀の由来を聞かせて下さいました。

開けるとこんな感じ

お椀一つですが、かなり深いので、量もたっぷりあります。

富貴椀と言うそうです

蓋を開けると、中には旧字の「富」の文字が。

蓋を開けるとゆずの香りが立ち上がります。

底にも文字が隠されてあって、蓋の「富」と対になってるんだって!

何っていう字なんやろ!

中は白い雑炊がたっぷりと注がれていて、クリーミーです。

見た目とは違って濃くはなく、美味しく仕上げられていました。

ポン酢を入れて味変します。

もうダメ。。。お腹いっぱい。。。

美味しいけど。。。
私も流石にお腹いっぱい。。。

酸味が加わって味に幅が出ます。

最後に底から餅が出てきました。

それでも英人さんは完食。。。

そこから対となる文字が出てきました

詳しくはYouTubeで確認してね!

すごい。。。
私は申し訳ないけど降参です。。

料理だけでなく、食べ終わるところまで器の仕掛けを楽しませてくれるんです。

香物

 香物は柚子大根、大根葉浅漬け、白菜、赤蕪とあります。

この赤蕪のお漬物はかなり酸っぱいですが、これがあっさり味の雑炊によくマッチしていました。

これ以上ないくらいお腹いっぱいです!

水物

最後の水物はキャラメルアイスと蕎麦粉のカステラでした。

日本料理の老舗料亭で、洋もののお菓子が出るのは意外!

ほんまやね!

蕎麦粉カステラ キャラメルアイス 苺 ミント 甘夏オレンジ キャラメルソース

お腹いっぱいだけど。。。
このアイスは食べられる!

ほんとやね。
コクがあるけど、くどくなくて美味しい。

そこにイチゴの甘酸っぱさが加わり爽やかさを増しています。

さらに食べ進むと。。。

甘夏オレンジも出てきました。

全部美味しく頂きました!

抹茶と茶菓子

最後のお茶とお茶菓子です。

柿の羊羹で、羊羹の上に載っているのは酒粕で作ったものだそうです。

お茶は仲居さんが点てるそうです!

こちらも甘さ控えめで美味しかったです。

師走の懐石が、ここでようやく静かに締めくくられました。

まとめ

と、菊乃井さんへ、2回目の私たちの訪問も大満足に終わりました。

今回特に印象に残ったのは、単に豪華な食材が次々と出てくるだけではなかったこと。

濃厚なものを出したら、次は香りや酸味で軽くする。

たくさん食べているのに、味が単調にならないように組み立てられているのが面白かったです。

菊乃井に行こうと思うあなたは、お腹をペッコペコにして行くことをおすすめします。

そうそう、菊乃井はミシュラン三つ星。
でも、魅力は味だけではないんです。

女将さんや仲居さんとの会話、料理を運ぶ間合い、器に込められた意味。そうしたおもてなしまで含めて、菊乃井なんだと思います。

そうそう!
私たちはまた行く予定にしています!

まだまだ食べてない旬の料理があります!

一つの季節を丸ごと楽しませてもらった数時間でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。